悩みの日記。記すは発見。残すは苦悩。

日々の悩みや発見を書き起こし、問題解決の糸口を探る為の日記。

再就職後2ヶ月の振り返り

冬の足音が着実に近づく今日この頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。半年の無職期間を経て再就職に成功し早2ヶ月、僕は細々とした現実の欠片に強く打ちのめされている真っ只中である。

近況報告。僕が今、働いているのは高圧電線の鉄塔を組み立てたり、組み立てた鉄塔同士を電線で繋ぐ架線作業などをするラインマンという仕事である。まだ下積みであり、覚えなければならないことだらけで実際にできる仕事も限られており、正直かなりの努力が必要だと感じている。これまで入ってきた20〜30歳の人たち6人は半年程度で次々と辞めていったらしく、それが影響してか今の会社の人達や元請けの人間は僕に対して「どうせ続かない」と陰で言っている。

 

そもそもブルーワーカー未経験である僕がこういう業界自体厳しいと感じるのは当然であり、これから働いていって慣れていけば体力は自然とつくだろうが、長年勤めている人たちでさえキツいと漏らす現場があるのだから僕がついていけるかどうかはかなり怪しいと言える。

瞬間的な細かい部分の力仕事は乗り切れているが、それが継続して何時間も、何日もとなるとどこかで折れそうな気がしてならない。今回の現場では2度ほど鉄塔に登ったが、鉄塔上での作業に関してはどれぐらい体力や筋力が必要になるのかは未知数の一言に尽きる。実際登って降りるだけでも無茶苦茶キツかった。もちろんそれらの作業は危険であり、重い傷を受けたり場合によっては死ぬこともあり得る。体力以前にそんなところで働く気になった自分の判断力を疑ってしまう。

 

継続して仕事を続けようと考えたとき、悩むことがいくつかあるが、特に酷いのはワークライフバランスの悪さ。仕事は基本的に現場が稼働していれば出張になる。最近は月曜から土曜まで仙台への出張が主であり、このままの調子で行けば休みは月あたり4日ということになる。聞いたところによると先月は3週間ぶっ続けで働いていた先輩がいるらしく、ゆくゆくは自分もそうなる可能性があるかと思うと先が思いやられる。まぁ現場が止まれば自ずと休みになるのだが。(ちなみに僕へ指名求人がきた際の求人票には年間休日120日と記載されていた。どこかで帳尻合わせがあるのだろうか?盆と年末年始は休みになるらしいがどれぐらい休みを貰えるのかは不明瞭である。)

 

そして最も悩ましいこと、それは狂った人間がいること。ちょっと変な人とか性格の悪い人とか、そういう次元ではなく"狂っている"のだ。

夜中12時40分に「今〇〇で呑んでるから今すぐ来い」と呼び出すアル中、過去の自慢話を無限に喋り続けるアムウェイ信者、舌打ちでしかコミュニケーションの取れない言語失調者、3分で真逆の事を言い出す鳥頭など。狂っている人間以外もブルーワーカー特有の価値観なのかもしれないが話す内容はパチンコ、金、車、タバコ、酒、下ネタなど低俗かつ頭の悪い内容がてんこ盛り。若者が少ないせいか50代ぐらいから上の人たちは説教から昔の自慢話という即死コンボを放ってくる。

 

仕事そのもの自体の辛さよりも、この業界の人間との価値観が合わなさそうなのがキツい。"普通に"会話できる人間が少なすぎて辟易とする。悲しみを通り越して呆れる思いだ。

少し面白いのは彼らが新人に対して冷たく遇らうのに「後継者が育たない」と嘆いている事だ。「仕事は見て覚えろ」「できない事に余計な手を出すな」「使えない」「どうせ辞めるのに教育するだけ無駄」などと言いながら「後継者が育たない」

お笑い芸人でも目指してるのかってぐらい面白いね。頭おかしいんじゃねぇのか?

 

結論。給料良さそうだし5年ぐらい続けたいな、とか思ってたけど無理です。多分1年ぐらいで辞めます。