悩みの日記。記すは発見。残すは苦悩。

日々の悩みや発見を書き起こし、問題解決の糸口を探る為の日記。

立場

かつてこんなにも暑い7月の幕開けがあっただろうか。東京五輪の年の夏もやたら暑かった記憶があるが、ここまで猛烈な暑さだったかは記憶に定かではない。(五輪が去年だったことをこの記事を書き終わるまで忘れていた。)原付に乗らなくなって久しいが、普通車の免許を持っていなかった場合この暑さの中、二十数キロもの距離を二輪に乗っていたかと思うと命拾いした気分になる。四輪様々だ。

 

新しい職場へ来てそろそろ二ヶ月が経つ。この短い期間でよくわかったのは労働が楽しいのは嬉しいことだということ。粗末な感想。

命の危険が無く、パワハラも無い。冷房は付いていて、外の地獄の灼熱の如き、命の危険さえある気温から逃れて仕事ができる。あぁ、なんて恵まれているんだ。タバコが四時間に一度しか吸えないのは苦でもなんでもない。そもそも頻繁にタバコを吸わなければならないほどストレスが溜まるような職場ではないからだ。もちろんストレス云々は嘘である。

 

つい最近衰えたと感じることが多くある。ゲームやアニメ、漫画に対して興味関心が湧かなくなってきていることだ。もちろん実際ゲームをやってる時は楽しいと感じるし、アニメや漫画を見ている時は面白いとも思う。それと同時に空虚だ、とも思う。それらは程よい刺激にはなるがあまりにも刹那的で良い意味でも悪い意味でも、自分の中で熱が持続しない。(とは言いつつ格闘ゲームは好きだし続けている。浅いところで。ある種の惰性。)

 

面白いかもしれないと期待していたものが予想を遥かに下回りつまらなかったり、つまらないだろうと思ったものが予想通りつまらなかったり、一定の知性を期待していた人間が底なしの愚かさを忌憚なく発揮したり、日時生活内で事あるごとにがっかりする事が多くなった。悪い期待の仕方をしているのだと思う。そしてそれらを消費したり目の当たりにしている自分という人間そのものがつまらない人間に成り下がったのだろうとも思う。皆の面白がって熱中しているモノに対して面白がったり熱を傾けるだけの価値を実感できないのがとても辛い。

 

まぁ誰にも責められる内容の悩みではないし、逆にこちら側から見下す話でもない。そこにイシューは存在しない。

議論の的になるべきは常に解決しなければならない課題であり、いつだってそれは目の前に転がる現実でしかない。

 

職場の先輩がクソみたいな仕事をする。まぁそれはどこにでも転がってる問題だ。問題なのは彼がそれを自覚していないのか、それとも充分頑張ってると思っているのか、「それって変じゃない?どゆこと?」と指摘すると彼は不満気な顔をするのだ。言っちゃなんだが、こちらだって他の施設で6年近くの経験がある。傍目に見て明らかにおかしい、不自然な介護には疑問が生じる。

理由や弁明があるならいくらでもすればいいのに。それすらできずに他人のせいにしたり嘘をついたりするのなら、それは他人を怒らせても仕方のない対応だと俺は思う。たとえ相手が年下だろうが上司だろうが、そうやって信用を減らすのは不本意だろう。お互いに。

 

判断を間違えるのは罪じゃあない。だが考えもせず、判断もせず、なされるがままに翻弄され、それらに抗わないのは余りにも怠惰だ。金を貰うならその金額に見合った仕事をしようぜ。お互いに。

ま、僕の「試用期間」という立場から言うべき言葉では無いからこうやって愚痴のように日記に書くのだがね。生意気というのなら甘んじて受け入れよう。だがリスペクトを持てというのなら、それ相応の立場の違いを見せつけてくれよ。