悩みの日記。記すは発見。残すは苦悩。

日々の悩みや発見を書き起こし、問題解決の糸口を探る為の日記。

関心のある関係のない話

今年の梅雨はジメジメというよりはヒヤッとするような空気感ですが皆様いかがお過ごしだろうか。新しい職場で働き始めて半月が経ちました。所感としては可もなく不可もなく、長所も短所も数えきれないほどあり「まぁ悪くない職場だな」って感じです。俺は何様だ。

 

真面目に仕事をしよう、と意気込んだ手前こんなことを言うのもなんだが仕事をしていて悲しくなることがある。職員間の対立、技術不足に知識不足、そして大きいのが人員不足。まぁどこの職場にもごろごろ転がっている問題ばかりだ。だからこそ思う。そんな小さな問題を問題として取り上げて「鬼の首」にするのはどうなのだろうか。こんなことをこんなところに書いていることすら心苦しくすらある。

 

より良い介護を提供するのが介護施設の存在意義だ。以前は「施設が施設として存在する事実そのものが施設の存在意義である」と断言していたが、あの頃はまだ考えに甘さがあった。入居者本人も家族も自宅でできる程度の介護よりも専門性の高いサービスを求めているのだから、そこに意義があるのだろう。当たり前のことを俺は言っている。だがそれがわからない奴がどこの施設にも一定数いる。それが悲しい。

 

個人の能力の差に焦点を当てるべきではない。それは介護に限らず複数人で運営される組織ならどの分野にも言えることだと思う。なぜなら最下位を切り続けても新しい最下位が生まれるだけだから。

視点をもっと広く持って、チームとしてのマネジメントを考えるのなら下位何割かのボトムアップかもしくは下位陣でも運用できるマニュアルの策定の方が急務だろう。その視点が今の自分のユニットの上司にあるのかどうかは、残念ながら半月の期間では知り得なかった。積極的に口を出そうとは思わないがね。

 

学生の頃にバイトしていたローソンの店長がしょっちゅう口癖のように「つかまつるところ、結局人間同士分り合うことはできないんですよ」と話をしていたことを思い出す。高校生になんてこと言ってんだ、と思うが最近になってしみじみと、心の底から同意している自分がいることに自然と口角が上がってしまう。まさに今、目の前で、同じ境遇の違う立場の人間が不和を撒き散らしているのだ。笑える。

 

お互いに分かり合えないのだから視界に入らなければいいのに。そうでなければ折衷案が出るまで何日もかけてこんこんと議論でも喧嘩でもすればいいのに。そうできないのなら仲良くしろや。まぁ仲良くするのは業務ではないけれど。俺は仲良くすることも含めて仕事の範疇だと思ってるよ、そうでなければ話しかけないであろう人間なんてたくさんいる。悲しいね。

 

打算が足りないのではないでしょうか。全体的に。誰も彼も。どうでもいいけど。

それぐらいの付かず離れずな空気感を持っていないと閉塞感の強い仕事場は難しいと思いますよ。僕には関係ない話だけど。