悩みの日記。記すは発見。残すは苦悩。

日々の悩みや発見を書き起こし、問題解決の糸口を探る為の日記。

嫌われる覚悟

本日、職場にて。

入職して1ヶ月の歳上の新人に非常に見え透いた嘘をつかれた。やってない業務を"やった"と嘘をつかれた。それが嘘だという事は残念ながら"僕程度ですら"見ただけでわかってしまうようなものだ。非常に残念な気持ちだ。悲しみを通り越して彼に対して憐れみすら覚える。

 

さて果たして、彼はどういった気持ちで嘘をついたのだろうか。業務を忘れるような人間だと思われたくなかったのか、それとも嘘をつかなければならない何かしらの理由があったのだろうか。家族を人質に取られているとか?馬鹿馬鹿しい。手前さんの家族なんざ僕の知ったことではない。

 

人間対人間における信用とは曖昧な価値基準ではない。パーセンテージで表せるほど明確に目に見えるものではないが、「できる」か「できない」かの2択であればどんな場合でもある程度判断できるものだからだ。「どちらとも言えない」という選択肢は無い。

 

彼はかなりの割合で僕に対して"仲良く"接してくれようとしている。その姿勢は嬉しい。だが、喜ばしいとは思わない。信用できないからだ。信用できない人間に尻尾を振られても、煩わしさを覚えるのが先の山だ。

 

彼の言葉を振り返るとため息が出てしまう。もしかしてワザとやっているのか?

現在の職場と前の施設を比べては文句を言う。じゃあ悪い部分を変える為に行動しましょう、みんなに改善点と具体的な案を提示してみましょう、と1週間以上前に提案したが今の今までその兆候は無い。

この職場は皆、楽ばかりしている。介護とはこんなものさじゃ無い!とイキり散らかすので、理想の介護施設とは何かを掘り下げれば出てきた言葉は「レクリエーションの充実」だと。そして実際に何かやるのかといえばそんなことは全くない…。

覚えることが多すぎる、と愚痴を言う割にメモを取ろうとすらしない。

 

口だけ、言葉だけなのだ。行動が伴わない。だから、信用しない。できない。くだらない。僕自身は2月に仕事を辞める予定なので、彼の言う理想とやらに付き合おうとは思わない。次に何をやるべきなのか指示はするが、仕事のスムーズな進め方までは教えない。彼の考えることを上司に打診はするが取り組もうとは思わない。

その全てが、労力に対するリターンが釣り合わないからだ。

 

 

言葉とは常に不変的なものだ。言葉や情報が常に変わりゆくものであると錯覚するのは、受け取る側の人間が常に変わり続けるからだ。不変である言葉は、金の次に慎重に使うべきだ。最近は汚い言葉を叫ぶ頻度の高い僕であるが、そういう言葉を言った事実を曲げる気が無いからこそ叫ぶのだ。言ったか、言わなかったかが曖昧になるのなら文章にしてしまえばいい。記録に残して多くの人の記憶に挟み込めばいい。覚えている人間さえいれば、言葉は絶対に帳消しにはならない。

 

ストロング系チューハイを2本空けた状態でこの文章を書いている。正気ではないかもしれない。だが関係ない。

お前に嫌われる覚悟は充分すぎるほどできた。

俺はお前を許さない。