悩みの日記。記すは発見。残すは苦悩。

日々の悩みや発見を書き起こし、問題解決の糸口を探る為の日記。

土曜の夜の話。

随分遅くなってしまったが2回目のコロナワクチンを金曜日に打った。昨日は副反応で一日中床に臥せていたが、久々に高熱にうなされて苦しい思いをした。頭痛、倦怠感、空腹、眠気。どこにも救いのない布団の中でびっしょりと汗をかきながらYouTubeを垂れ流しながらうんうんと唸っていた。

 

昼過ぎになってやっと頭痛薬があったことを思い出し、起き上がるのも億劫な中、なんとかトイレと歯磨きと服薬を済ませると飲み物がコーヒーとビール以外何もないことに気づいた。流石に体調の悪い時に飲むモノじゃないな、と思っても外へ出るのも難しくまた布団へ潜り込む。

 

こういう時に一人暮らしの寂しさというか悲しさというか、なんとも居た堪れない感覚が襲ってきて嫌な気持ちになる。ぼんやりとした薄暗い感情を受け流すこともできず、気を紛らわせようと楽しいことを考えようと試みても微塵も思い付かず意気消沈。

 

夕方。17時。頭痛薬がバリバリに効いてきてテンションが上がってきた。多分大丈夫、と思いながらポカリとプリンを買いにコンビニへ行こうと外へ出た。昨日の夜から何も食べていなかったことを思い出して、唐突に"この不調を乗り越えるにはラーメンを食べるしかない"という妄想に取り憑かれた。正常な行動は正常な思考と正常な判断から成り立つ。生憎そのタイミングではそのどちらもが欠けていた。つまり僕はラーメン屋の駐車場へ難なく車を滑り込ませた。

 

ぼんやりした頭で啜ったラーメンは非常に美味しかったが、食後の吐き気たるや凄まじいものでありまして、今思えば愚かな行動だったと思います。合掌。死んではいないけど。

帰宅してからダイイングライト2をやろうとしたが、画面が激しく切り替わるゲームをできる体調でなかったのでマイクラをやっていた。こういう時には優しい音楽と刺激の少ないゲームで気分を紛らわせるのが人生のコツだと死んだばあちゃんが言っていた気がする。絶対に言ってないけど、言ってたことにしといたほうが人生うまくいく。

 

夜10時を回って最近できた彼女(本物)がレトルトパックのお粥とポカリを買ってきた。マジで泣きそうになった。これが現実に存在する本物の彼女というものなのか、と感動したからだ。一人暮らしという孤独な生活を5年以上続けているとそういう何気ない気遣いに痛く感動する。彼女に関してとてもとても自慢したくて堪らないけど、言いふらしたりするなと言われた手前この程度に留めておく。

 

その後はすぐに寝たが、額に触れる数年ぶりの冷えピタの感触がなんとも嬉しくニマニマと気持ちの悪い笑みをこぼしていたような気がする。そんな土曜の夜の話。