昨日の仕事中めちゃくちゃ寒いのに汗をすごくかいてて、なんかおかしいぞって感じで熱を測ったら37.7度あった。風邪か、うわぁ帰りてぇ〜!ってなったけど、誰も「帰れ」とは言ってくれなかった。大丈夫?とは言ってくれたけど僕がかけて欲しかった言葉は「帰れ」という言葉だ。自分がかわりに仕事やっときますよ、なんて奴は一人もいなかった。
仕方ないから職場の看護師に頭痛薬と解熱剤だけ貰って仕事を続けた。帰る間際、23時ぐらいかな。もう一度熱を測ったら38度超えてました。薬、効いてねーじゃねーか。ちくしょう。
今日、つまり9月30日はいろいろやりたいことがあった。妹がお台場のガンダムベースで買ってきた限定のガンプラを受け取ったり、友人に頼んであったバトルスピリッツのゴジラのデッキも受け取って組みたかった。モンハンもやりたかったしダーツも行きたかった。でも無理、だるい。
怠さ1000%で布団から出られない。どうしよう。眠気あり、食欲なし、感冒症状あり。
インフルエンザだったら面白いのになぁ、と思う。インフルエンザだったら張り切って駅とかイオンとか職場とか行きまくる。インフルテロ。素晴らしいね。みんなに苦痛と引き換えに休日を与えてやる。僕はなんて素晴らしい人間なんだ。反吐が出る。
最近、自分という人間の小ささを自覚する出来事があった。
学生時代の先輩から、金を貸して欲しいと言われたのだ。その先輩から金の頼みをされたのは初めてでは無い。前回は冬のボーナス直後ということもあり、無利子で5万貸した。1ヶ月に1万づつ積み立てて、5ヶ月経ったら返してくれれば良いとだけ言って。
そしたら2ヶ月経った時点でもう一度金の催促があった。その時は断ったけど。
で、その後ちゃんと返してもらったわけだが、その後音沙汰は無く親密度が上がるわけでもフラグが立つわけでも無く、あぁそんなもんかと思っていた。
で、つい何日か前にまた連絡があった。また金を貸してくれと。残念ながら僕も無い袖はふれない。髪を切らなければならないタイミングだったし、メガネも買い替えたかった。毎月貯金をしてるわけでも無いのでそれだけでも結構なピンチだ。
で、今回も断ったわけだ。交友があるわけでもない、親しくもない知人に貸せる金は無いと。メリットはあるのか?と。上辺だけきれいな言葉で拒絶して、ラインはブロックして、見たくもないトーク履歴は消して、オサラバしたわけだ。
そこまでやって、自分の冷たさと器の小ささを自覚した。そこそこの学歴で貯蓄に回せるほどの蓄えがあって、あげるぐらいの気持ちで金を貸せるなら、互いに嫌な感情を生む必要も無かっただろうな。自己犠牲的な精神とか清貧で高潔なメンタルがあるなら自分の生活が苦しくなっても貸せるだろうけど、そんな反吐が出るような精神は持ち合わせていない。
でもさ、お前が困ってたって、僕には関係無いんだよね。残念だけど。この話は本質的には僕の職場の奴らが風邪の僕に「帰れ」と言わないのと同じことだ。僕もお前も、それを受け入れるしか無い側の人間だってことだ。