悩みの日記。記すは発見。残すは苦悩。

日々の悩みや発見を書き起こし、問題解決の糸口を探る為の日記。

きっかけ

気温が下がるにつれて蝉の鳴き声が恋しくなってくるとは思いもしなかった。夏を楽しまなかったツケが回ってきている気がする。

 

最近上司との折り合いが悪い。非常に喜ばしいことだ。異なる意見、異なる視点、思想も発想も価値観も違う人間。迎合すべきだ。もちろん感情的なところでは嫌いで嫌いで堪らない。ナイフで刺そうだなんて、そこまで関心を持っている訳ではないので安心してくれ。

 

意見は言葉にしないとわからない。当たり前すぎてみんなが忘れてしまったことだ。「サイレントマジョリティは積極的に減らすべきだ」というのが僕の持論であるが、それを快く思わない人間が僕の上司という人間だ。

 

一つの議題に関して肯定的な意見しか出ない時、別の切り口でその議題の問題提起をすると彼はあからさまに嫌な顔をする。そして「それで君はどうして欲しいの」と困り顔で呟くのだ。

 

別にこちらとしては話題をすり替えようだなんて思っちゃいない。皆がソーラースイングよろしく首を縦に振り続けるのが不思議なだけだ。気付いていないのか、無視しているのかは定かではないが問題点だとかリスクだとか、そういうところを度外視して進められる話に意味を見出せない。てめぇらの頭は飾りか?粗探しばかりしてると議論にならない?いやいや、だってこいつらはそもそも会議で議論しないんだぜ…?ウンウンと頷き続けるだけなんだ。

 

 

おそらく職場の人たち(特に上司)からすれば僕ほど面倒な奴もいないだろう。お互いにストレスを溜め、お互いに嫌な思いをするのなら折衷案を出すしか無い。その折衷案すらないのならば入居者の為にも、職員の為にも、僕自身のためにも早く仕事を辞めなければならないとは思っている。

 

だが生きる為にはどうやっても金が必要だ。古代中国の仙人のように霞を食べて生きられるのなら素晴らしいと思うが、そうもいかないので金を稼がねばならない。つまり労働とは積極的生命維持活動である。なのになんでその積極的生命維持活動でストレスを溜めたり生きるモチベーションを削がれたりしなきゃいけないのさ。ま、今の僕の精神は比較的ピンピンしてるんで今は大丈夫ですけど。

 

上司は個人で見れば"良い人"なのだろうが、こないだの努力の話も相まって理解に苦しむ面が多いように感じる。だが、冒頭でも話した通りそれは迎合すべき存在だ。こうやって僕の転職する意思を固めるきっかけになったのだから。