悩みの日記。記すは発見。残すは苦悩。

日々の悩みや発見を書き起こし、問題解決の糸口を探る為の日記。

バレンタインには

将来、いつの日かお淑やかな黒髪ロングの奥手な女子からハートの形のチョコを貰うんだろうな……

 

とか思っていた時期が私にもありました。

夢を見過ぎだ、少年時代の私よ。

 

黒髪ロングのお淑やかな女子なんて、私の周囲にはいない。

そもそも皆はチョコなんぞをくれない。

バレンタインだから、と夢を見るのはせいぜい中学2年生までと相場は決まっているのだ。

 

返すのが面倒なチョコのやりとり。そんな文化が根付いてしまっている今の世の中で、チョコを貰えないという絶望を乗り切るにはどうすればいいのか。

答えは簡単である。自分から渡せばいいのだ。

私はこの日の為に、3日前にブラックサンダーチョコを箱で買ってきた。20コ入りのそれは、毎年の私の絶望を彩るのに最適な漆黒の色合い。

 

どうせ職場の休憩室に置いておくのだ、1つぐらい食べてもバチは当たらん、そう言って箱を開けた。

 

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どれぐらい気を失っていたのだろうか、外はもう暗闇に包まれている。私が買い物から帰ってきたのは15時のこと。それから小説を読んで、ブラックサンダーを齧り、こたつの温もりに当てられて寝てしまっていたのだ。

 

 

 

机の上を見て私は愕然とした。

気づいたらブラックサンダー、全部食べてた。20コ全部。

私はいくつかのブラックサンダーを平らげた直後、何言えぬ違和感と眠気に襲われた。感覚的には4〜5コしか食べていない気がした。本当に20コ入っていたのかを疑った。

ブラックサンダーの袋は20コ……。

おかしい。明らかにおかしい。

 

まさか、眠っている間に何者かが私のチョコを狙って……?

まさか、ありえない。私は鍵をかけたのだ。だとすればこの部屋の中に……犯人がいる!

 

 

え?犯人?私ですよ。